ヨコタのそれはそれ、あれはあれ。

ヨコタの感じた日々のあれこれ

蛇含草

蛇、一分間に数回呼吸をする 蛇、一分間に数回呼吸をする もち食えど、そば食えど みにあまる みにあまる ミニアニマルを見に集まる ミニアニマルを見に集まる 金、貯めど 幸、集めど みにあまる みにあまる いっせーのっせ。 愛飢えど 愛蓄えど そこの薬草…

名無しの星

28歳になった。 おかげさまでなんとか漕ぎ着けた28歳。 バンドをやって歌を歌って毎日を過ごす。 そんな僕は友達が少ない。 というより親友と呼んでくれる人は多くない。 28歳になって考えたことはそんな事だった。 そんな自分の人との距離の取り方を整理し…

すごい速さで夏は過ぎたがベイベー

夏の匂いがして、いつのまにか春が遠のいていったことを悟った。 世間は梅雨だというのに、1日と経てば濡れた路面は消え失せて、土を蹴って歩けばジャリジャリとわんぱくな音を鳴らした。 次の春は当分先だと憂う必要はなくて、こんな事を考え耽ってるうちに…

傘で空を確かめる

"外に出たらまず、傘をさすのだ" いよいよをもって、不要不急という言葉が馴染みを帯びた。不必要な外出は控えるようにと通達が出され、半ば閉鎖的な日常を送るようになった。 日の変わり目までぼやぼやと歓楽街を照らしていた酒屋の赤提灯も、今では早々と…

止まない雨はとか。

止まない雨は無いという。 いい言葉だなぁと思う反面、ずっと続く晴れなんてないんだとも思う。 "平和"を戦争と戦争の間の期間と訳す皮肉も有名だが、雨とはなんだと思う。 大丈夫、いずれ止むからと思うには俺は全然強く無い。 が、代わりにそれを楽しいと…

日々を愛せ

曲がりなりにも、毎夜、もしくは毎朝ちゃんと眠りについて次の日を迎えられているか弱き僕らへ。世界が毎秒きちんと動いてる事をわかったうえで、金縛りにあったような、強風で進めないような日々、あるいはその1日を愛せない僕らへ。 団結の誓いをたてよう…

running

地球が(もしくは俺自身が)止まった事によって慣性のまま宙を飛び続けている。 恥知らずの男女を上から見下ろす。 余計な勘ぐりをしたせいか、バランスは崩れたかのように見えた。世は灼熱との報。 人人がバターのように溶けていく様を見ていた。強化ガラスの…

祈りと、そして。

星の跡を辿るには声をあげなければいけない。 命を吹き込んだ声を何度も何度も。 祈りに近い行為だが、本質は違う。 祈りとは託す行為だ。今日以降の日々を自分の助けになる様にと託すのだ。神、または何かに。星の跡は祈りでは辿れない。祈りでは過去の、今…

いつも最低いつも最低最高最低

日記を付ける習慣が俺にあるなら、今この瞬間の事はいの一番に日記に認めるんだろうと思った。人の刺すような視線、視点の定まらないまま見つめる便器の底、歪んだ君の表情。 日々の最低なんて、どんな最低を知っていても、山手線のように、何度だって俺の前…

つまり、要約すると。

視線を逸らす。 日々のなんだかなぁ、を抱える。彼女と僕の差は、実はない。 強いて言うなら、例えば電車のひと駅の間に、さっきまで明るかった空が夜に変わっている様なしたたかさを持ち合わせていなかったり。例えば、例えば君のように。 降りしきる槍の中…

あーあ。

待合室でレントゲンを撮るために順番待ちをしている。 平日の総合病院は混んでいた。 呼ばれるまでの時間を皆椅子にかけてじっと待つ。シートはほとんど埋まっていて一つ残った空いてる席に腰を下ろした。待機して10分程度、ぼそぼそと声が聞こえる。 あいて…

その正当性は、女、を持ってして証明されるだろう

知らないので知らないと言った。 だって本当に知らなかったから。夕方、西日の射すカフェで彼女は嘘だというような顔でコーヒーをすすった。 どう思われようがいいけど、知らないものは知らないし、そんなに勘ぐられると気分が悪い。 いっそデタラメでっちあ…

曖昧さにかまけて。

男は言う 「きちんと定義がなされてないものがある。定義した上で話さないとやっかいな時もあるし、その逆もある。 私たちってなんなの?と男に問う女は、その関係を定義したい。 一方の男は、なんなんだろうと返す。彼はこの関係をセフレと定義しない。 や…

それより、もっと小さい

こんなに人が多いとは思わなかった!と彼女が駆け寄ってくる。見慣れた余所行きの服で、ぱたぱたと小走りする。つるんとしたおでこにはうっすらと汗が見えた。 それはそうだよ、と私は言う。これから花火大会で普段ここに来ない人も花火を見にくるから。しば…

レッツ生命体行進

沸騰石は突沸を防ぐために放り込まれます。何がなんだかわからなくなってしまった。ノスタルジーな気持ちなのかなんなのか盆休みは8割BBQで終わって母の手料理を食べたのは2日間だった。一言二言で返事をしてしまう自分が嫌いだ。人が嫌いなわけじゃないのに…

たまらなくあちぃ。

こんばんは。ヨコタです。唐揚げが1番好きな食べ物です。嫌いな食べ物はわさびです。好きな人はラーメンズの小林です。嫌いな人はエネルギーが漏れてる人です。 ヨコタは人が怖いです。もとい怖い人が多いです。やになります。たまらなくあちぃ夏が来ます。…

ダイアモンドパープル

どうやら、宇宙はひと飲み出来ないことがわかった。 終電、最寄りの駅のコンビニで、缶ビールを買い家への帰路の途中に、宇宙もきっと350mlだと誤って認識したのがそもそもの始まりである。 実際の所宇宙は350mlに収まった。 ただ、家の洗面器にも、タバコケ…

洗濯物を干しっぱにした梅雨入り

笑うのがとても上手な人を見た。 笑顔が素敵と言う話ではない。 安心させるためには自分から同調して笑ってあげるといいと。ほら、こんな風に、と言わんばかりにみんなの前で笑って見せた。 彼はとても綺麗に笑った。 まるでこれがお手本のように。教科書に…

3000文字チャレンジ#1

大森靖子は1日に3000文字の文章書いてたらしい。 バケモノか。 と、対抗心で今突拍子もなくスマホでぽちぽち打ち始めた。 最近言葉を共有できる人が好きなんだと気付いた。もちろんフィーリングが合うだとか阿吽の呼吸だとか、そう言った事ってとても大事だ…

何かの一部に取り込まれるという感覚。

おかげさまで、どんな反応なのかはわかりませんが、ひと記事に対して毎回100人は見ていただいております。ありがとう。 今日は5/5日 GWも、もう終わりを迎えている。 先日4月末、親が東京に遊びにくるというので待ち合わせをした。 皇居付近を見たいという…

GWを考えてたら寿命って素敵って話

町はGWに突入したらしい。今年は10連休もあるらしい。 そんな話を先輩とこの間ベンチで飲みながら交わした。 先輩も俺もGWには関係ない人なんだけど、先輩はGW欲しい気持ちといらない気持ちが秒毎に入れ替わるらしい。 たしかに何かしよう!って予定入れない…

平成がどうやら終わるらしい

2ヶ月ぶり。平成がどうやら終わるらしい。 俺よりも6個も上の平成さんが31歳という若さでこの世を去るらしい。元号ってなんなんだろうね。天気が悪くて気が滅入る。 久しぶりにテレビをつけた。 なんか衝撃映像100?300?選みたいなのをやってた。 途中までし…

がんとうのかん

人を見下す事が増えたなぁと思った。 口が悪くなったりいい方向に大人になってないのは確かで、なんとなく思った。最近はあんまりないけど、小さな事ですぐイライラする時期があった。 今もイライラする頻度は子供の時よりは増えたわけで今はよくなったって…

2019

あけましておめでとうございます。 年が明けたね。去年より前からの人も去年からの人も今年からもよろしくお願いします。 おみくじは末吉でした。 どの欄見ても焦らず待て、みたいな事しか書かれてなくて、今年のヨコタは地蔵が確定してます。 抱負と帰省の…

クリスマスの罪と罰

寒くなった。今年も皆平等にクリスマスが来たね。 たいそうなタイトル付けたけど本当に僻んだ訳じゃないって事は先に言っておくね。 思えば、いつからクリスマスは恋人の季節になったんだろう。 夏だって春だって秋だって恋人がいない季節はいくらでもあるの…

ついでに

あぶねえ、三日坊主になるところだった。どうも、12月に入って急に寒くなりだしたね。 こたつとの絆が深まっちゃうね。とりあえず、ふと 「あれ、俺ブログやってたじゃん」 って思い出したのよ。 やってねーじゃんってなったのよ。 別に何日おきに書かなきゃ…

人間万事塞翁が馬

日記生活はよくはならないし、暮らしは絶え間なく襲いかかってくるが、勤労の義務、ヨコタはいそいそと派遣のバイトに向かう。 派遣のバイトは力仕事だ。 今日も齷齪動いたり暇になったり怒号を耳にしたりした。 軍手をしていっても爪は真っ黒になって帰宅す…

衝動を焚きつけないで

日々はジェット機のように過ぎたと思えば、ほろ酔いのふわふわなあの感じのままゆったりと流れてたりする。 所謂、暇疲れというのに疎い僕は、案山子の様に立って時間の流れを見てたりする。 ぼーっとしてる事は案外少なかったりして、儚い意識の中をゆらゆ…

らぶあんどぴーす

世界の誰も彼もが幸せになればいいと願う夜があったと思えば、もういっそ人間全員俺になるかそれ以外は消えてくれと思う夜に追われたりする。 夜だけじゃないけど、やっぱり夜に多い。 夜は自己嫌悪で忙しい。どうにもこうにも五月蝿くてしょうがない。 起き…

ただの1日

くぁーと欠伸をしながら起きちょっとギターを弾いた所でどうしてもビールが飲みたくなった。 パジャマのままコートを羽織り、最近1人でよくいく居酒屋に足を運んだ。 この店は1人で行くにはとても雰囲気が良くて、カウンターに座るお客さんはみんなお一人様(…