ヨコタのそれはそれ、あれはあれ。

ヨコタの感じた日々のあれこれ

2020-01-01から1年間の記事一覧

日々を愛せ

曲がりなりにも、毎夜、もしくは毎朝ちゃんと眠りについて次の日を迎えられているか弱き僕らへ。世界が毎秒きちんと動いてる事をわかったうえで、金縛りにあったような、強風で進めないような日々、あるいはその1日を愛せない僕らへ。 団結の誓いをたてよう…

running

地球が(もしくは俺自身が)止まった事によって慣性のまま宙を飛び続けている。 恥知らずの男女を上から見下ろす。 余計な勘ぐりをしたせいか、バランスは崩れたかのように見えた。世は灼熱との報。 人人がバターのように溶けていく様を見ていた。強化ガラスの…

祈りと、そして。

星の跡を辿るには声をあげなければいけない。 命を吹き込んだ声を何度も何度も。 祈りに近い行為だが、本質は違う。 祈りとは託す行為だ。今日以降の日々を自分の助けになる様にと託すのだ。神、または何かに。星の跡は祈りでは辿れない。祈りでは過去の、今…

いつも最低いつも最低最高最低

日記を付ける習慣が俺にあるなら、今この瞬間の事はいの一番に日記に認めるんだろうと思った。人の刺すような視線、視点の定まらないまま見つめる便器の底、歪んだ君の表情。 日々の最低なんて、どんな最低を知っていても、山手線のように、何度だって俺の前…

つまり、要約すると。

視線を逸らす。 日々のなんだかなぁ、を抱える。彼女と僕の差は、実はない。 強いて言うなら、例えば電車のひと駅の間に、さっきまで明るかった空が夜に変わっている様なしたたかさを持ち合わせていなかったり。例えば、例えば君のように。 降りしきる槍の中…