らぶあんどぴーす
世界の誰も彼もが幸せになればいいと願う夜があったと思えば、もういっそ人間全員俺になるかそれ以外は消えてくれと思う夜に追われたりする。
夜だけじゃないけど、やっぱり夜に多い。
夜は自己嫌悪で忙しい。
どうにもこうにも五月蝿くてしょうがない。
起きたと思えばなにやらえもいわれぬ感情とタッチリレーが開幕する。
タッチスケッチピタゴラスイッチ。
走者は永遠に俺なのだ。
がハッピーな時はそれはもう極楽だ。
太陽サイコー!お水おいしー!
らぶあんどぴーすだ。
人類皆兄弟。盃を交わそう、夜明けが待てないのだ!
ぐらいにはキマってたりする。
でもリバウンドしちゃうんだよね、ヨコタは。
全力疾走した後の心電図みたいなもんで、もうぶれっぶれ。
そんで思うわけよ、昨晩のハイな自分を鑑みて
「なんだよ、、、らぶあんどぴーすって、、、」
そうなんだよ。らぶあんどぴーすってなんなのよって話よ。だから今日の記事はらぶあんどぴーすって何よっちゅー話がしたいわけ。
ロックンローラーはさ、かくしてラブアンドピースを謳ったり、ましてやそいつ自身がラブアンドピースの体現者だったりするわけじゃん。
恐ろしいことに。
ロックンローラー、ラブアンドピースで真っ先に思い浮かんだのは愛して止まないドレスコーズのシマさんだったりするのよ。
毛皮のマリーズの時に
let's sing a song 歌を歌おう
僕と君とで世界のために
って歌詞とかあったりする。
これはラブアンドピースだなぁって思う。
世界のために歌える?
優しさとかなんだとかって結局その人に余裕がある、みたいな議題があるけど、それで言うとヨコタは正反対だなぁと思う。
俺はいつも自分の事で忙しいし、毎日盆正月。
余裕のある人間になりたい。
ヨコタはロックバンドを組んでたりするんだけど、現実は大忙しのキャパオーバー。
謳ってる時ぐらいはラブアンドピースになれたらいいなぁと願う。
でも音楽のアーティストって音楽アーティストって皆がみんなラブアンドピースじゃないよね?とも思った。
この間テレビで誰かが言ってたんだけど
フォークシンガーの時代、裕福で幸せな歌を歌うやつなんかいなくて、みんな貧しく反骨握った歌を歌ってたって。
らぶあんどぴーす、振り出しに戻る。
長渕剛の"猿一匹、歌えば侍"って曲の歌い始めは
平和な暮らしにゃ、男がみあたらねぇ。
(略
我が子かわいや、守るためにと女も口説けねぇ。
って言ってるわけ。
この曲の本質どーのこーのは置いといて、いきなりピースの部分から男が切断されてしまった。
らぶあんどぴーすじゃないよね、かっこいいけど。
みんなも聞いてみて。俺も久し振りに聴きたくなった。
で結局らぶあんどぴーすって?って話になるわけ。
まぁなんでもいいやって思っていつもヨコタは寝たりするんだけど。
ぼんやりわかってるぐらいが1番心地よかったりね。
布団を干した太陽のにおいはダニの死骸のにおいだったりね。
バナナは黒いとこが1番甘かったりね。
カマキリは交尾の後オスがメスに食われたりね。
北枕はよくないって言われてるけど日本以外はほとんど北枕推奨なんだってね。
...諸行無常。
今日はいつもと違った文体で書いてるわけだけどね。
諸行無常。
ヨコタの魅力ってなんだろうね。
魅力がある人間になりたいよね。
諸行無常。
現状魅力ないのよ、あれば友達100人できたろーね。
メーデー。
最寄りの駅まで逃避行、飛んで飛んで南へ北へ、散々弾けたその後で最後を見られず消えればいいの。
わかる?
自分で言っておいて俺にはわからん。
そんなんでいいのよ。
らぶあんどぴーす!
p.sこたつには敬意を払いなさい。