ヨコタのそれはそれ、あれはあれ。

ヨコタの感じた日々のあれこれ

レッツ生命体行進

沸騰石は突沸を防ぐために放り込まれます。

何がなんだかわからなくなってしまった。

ノスタルジーな気持ちなのかなんなのか

盆休みは8割BBQで終わって母の手料理を食べたのは2日間だった。

一言二言で返事をしてしまう自分が嫌いだ。

人が嫌いなわけじゃないのに、苦手みたいな対応をとってしまって夜が長くなってしまった。

新しい実家で箸の場所もわからなくてオロオロした。

深夜にカップ麺を作りに下に降りて母を起こしてしまった。



誰かに大丈夫と安心させてもらいたいわけじゃない。
別に俺は大丈夫だよ。

別に大丈夫なんだけど、こんな俺が誰かを安心させれる事が出来るのかと思ったら、とうとう訳がわからなくなった。

(以下頭に浮かんだものの羅列)

夕方空に電車ぽっぽぽっぽ
黒煙
折りたたみ式猫

(羅列終わり)

川に入った

翌日全身筋肉痛になって車のドアを閉める度胸筋がつりそうだった。
こんな雑魚おる?

普段筋肉使わんからよ、曰く。

逆に俺と同じような生活してる人はこうなるのか
ならんでしょ

俺はみんなと同じ事しても同じにはならない劣生命体なのサ

let's生命体 let's生命体 劣生命体〜
行列行進1車両〜
始発が終電 丑満時発〜


下を見て安心出来るよねきっと
てことは俺人安心させれるじゃん〜
あたしってば天才〜

レッツ生命体〜
明日は明るいぞー!





夜中へ、
勘弁してくれ

夜中へ、
勘弁してくれ

p.s
夜中へ

たまらなくあちぃ。

こんばんは。

ヨコタです。

唐揚げが1番好きな食べ物です。

嫌いな食べ物はわさびです。

好きな人はラーメンズの小林です。

嫌いな人はエネルギーが漏れてる人です。


ヨコタは人が怖いです。

もとい怖い人が多いです。

やになります。

たまらなくあちぃ夏が来ます。

性格は顔にでると言います。

性格によって使う表情筋が違うから偏るという意見もあります。


1つ取るなら。
人の優しさを見たとき。

1つ取るなら。
人に棘を持って接したり。

1つ取るなら。
誰かを抱きしめたり。

1つ取るなら。
誰かに抱きしめられたり。

1つ取るなら。
2つ取るなら。
3.4が無くて
5つ取るなら。

自分を嫌いになったり
他人を嫌いになったり
人を好きになったり
人に好かれたり

その都度その都度何分の1mmの単位で
カチッ、カチッと顔が変わるなら。

その都度その都度
その変化に気付きながら

昨日食べた塩ラーメンのむくみのせいにしたり
たまらなくあちぃ夏のせいにしたり
例えば君のせいにしたり
例えば君のせいにしたりして


上手いこと有耶無耶に誤魔化しては
一歩一歩醜くなっていくんだろうね。
そうして相対的に綺麗になってく君を、夏のせいだなんて託けて一歩一歩好きになっていくんだろうね。

ダイアモンドパープル

どうやら、宇宙はひと飲み出来ないことがわかった。


終電、最寄りの駅のコンビニで、缶ビールを買い家への帰路の途中に、宇宙もきっと350mlだと誤って認識したのがそもそもの始まりである。


実際の所宇宙は350mlに収まった。
ただ、家の洗面器にも、タバコケースにも、ペットボトルのキャップにさえ収まった。


握ったかと思えば砂ようにさらさらとこぼれ落ち、床に落ちれば波のように脈打ち、大小に形を変えるそれに俺は困り果てている。



ゴウゴウと鳴く1kの換気扇の下でタバコを吸いながら、俺は近くのタッパーを手に取りそれをその中に入れた。

宇宙はたくまにタッパーの形を成し、今にも溢れそうだったので急いで蓋をし、冷蔵庫に閉じ込めた。


翌朝になったら、出勤と同時に捨てて、捨て宇宙になってもらおう。
きっともっといい人に拾って貰えるよ。


そんな事を考えながら眠りについた。



ーーーーー

霧の濃い森の中でどうやら俺は迷子らしい。
すぐに夢だとわかった。

肌寒いので早く起きたいが、夢から覚める方法は教わったことがない。
俺は教わった事しかできない。

教わった事も完璧に出来るわけじゃないけど。


仕方がないので森を奥に進むことにした。

落ちた枝がバキバキと断末をあげ、茂みを抜けた。


茂みを抜けると一本だけやけに新しい木が生えていた。
枝には風船がくくりつけられていて、風が吹いているのにその場に張り付いたように動かない。


キラキラと光る風船の色を、何故だか直感でダイアモンドパープルだと思った。

木に寄り風船に手を伸ばそうとした時、耳元で誰かが

これはババ抜きだよ

と囁いた。

ーーーーー


やっぱり夢だった。
母親替わりのスマートフォンに起こされてそう思った。

起き抜けの一服はただの眠気覚ましだ。


夢の言葉が妙に引っかかって冷蔵庫を確認する。
宇宙はタッパーの中でだんまりを決め込んでいた。


お前はババ扱いだとよ。




職場の女の子に恋をしている。
話した事はない。

人と話す彼女を見るに、そのうち俺はこの人を好きになってしまうんだろう、と思った。

以来彼女を目で追うようになり、やはり自分の予想は当たった。


あの日、彼女が小さく伸びをする様を後ろから見ていた。
恋愛の厄介さは、そういった他愛ない仕草すら美しいと感じてしまう所にある。


仕事に疲れたのか、眠たいのか、あるいはただのストレッチだったのか。
いずれにせよ、彼女の所作は美しくも可愛らしくもあった。


この時になってようやく彼女を何も知らない事を思い出す。

彼女を知らない。教えてほしい。知りたい。
今俺の見えてない顔はどんな顔をしているの。
綺麗なあなたしか知らないよ。
どんな悪い所があるの。



その瞬間見えていないはずの、彼女の奥歯に、大腸に、足の指の間に、キラキラ光る宇宙がある気がした。

その色は紛れもなくダイアモンドパープルだった。


気付いた時には、ズボンのポケットに宇宙は入っていて、ぼたぼたと、床に流れて落ちていた。


溢れて溢れてしょうがなくて参った。


その晩、俺は彼女を飲みに誘った。
初めての会話である。
彼女は、俺がいつも見ている時と同じように喋った。
奥歯はまだ見えない。


結局帰り際に、今日初めて話したけど、、、と前置きをして切り出した。
彼女はひとしきり俺の話を聞いた後、
ありがとう
とだけ言った。


あの夜、もう少し上手くやれた気がする。
とうとう彼女の奥歯は確認出来なかった。


後悔とかはしてないけど、と呟く。
換気扇(電気の奴隷だ!)の下でタバコに火を灯した。


初夏の蒸し暑いキッチンで喉が渇いた時、タッパーのそれを思い出した。


きっともうババ抜きは終わってるんだよ。
あげる人も取る人もいないんだよ。

そう思って宇宙をコップに注いだ。


ふう、と一呼吸おいて俺はそれを一気飲みした。

瞬間、鉛を直接丸呑みしたかのような重さの衝撃がはらの底にくる。

コップに目をやる。

たしかに一気飲みしたはずなのに、そこには半分ほどになった宇宙があった。


どうやら、宇宙はひと飲み出来ないことがわかった。





そういえば彼女は俺の奥歯は確認してるのか気になった。

ダイアモンドパープルは冷蔵庫から出したばかりだったからなのか、コップには水滴が付いている。

洗濯物を干しっぱにした梅雨入り


笑うのがとても上手な人を見た。


笑顔が素敵と言う話ではない。



安心させるためには自分から同調して笑ってあげるといい

と。

ほら、こんな風に、と言わんばかりにみんなの前で笑って見せた。




彼はとても綺麗に笑った。
まるでこれがお手本のように。教科書に載っている笑い方をして見せた。


演技の仕事でもしたらいいのに
と思わせるような彼の一幕はあまりにも自然で、その違和感のなさに、とうとう俺は怯えてしまった。



デジャヴを覚えたためである。


誰が悪でも善でもないし、そういう話をするつもりもないが、うなじを、ぬっ、、、と舐められるような感覚がした。

まつげについたゴミが気になる感覚とか、
家の鍵しめたっけなと思いながら働いている感覚とも言える。


とにかく気の落ち着かない思いをした。



人との親密度をはかるものさしに何を使うかという話をする。

彼があの時、綺麗に笑って見せたシーンが笑い方が、過去、俺に向けられたものと似ていたとわかった瞬間、ものさしとして役目は終わったと思った。

このものさしが指す1cmは本当に1cmなのか

と無駄に考えなくてはいけなくなってしまった。


だけどもしかしたら、彼の心から笑った時のやり方を、綺麗に反芻しただけで、俺の考えていることは杞憂なのかもしれない。

なのかもしれない。


しれないし、じゃないかもしれない。


生きづらい性格だなぁと思う。



言えた口か、とも思った。

俺には相手に合わせる笑い方を、其の場凌ぎの笑い方を持っていないのか、と言われるとそれは嘘になる。

大人になるにつれ、ほんとに笑うことよりも、今みたいな技術の笑い方をする方が増えたとすら思う。


たしかに俺も持っている。


ただ、あなたと親密になりたいと、近しくなりたいと思うからこそ使う技術もある。
だってあなたをまだ知らないから。



俺の技術なんてぼろぼろで表か裏かなんてわかりやすい笑い方でもその魂胆だけはあるという事を知ってほしい。


かましくもお願いしていいのなら

他のみんなにも、あの子にも、綺麗に笑った彼も、俺と同じような魂胆があればいいのに。

深夜12時。終電の揺れ方で。
梅雨が訪れそうです。

3000文字チャレンジ#1

大森靖子は1日に3000文字の文章書いてたらしい。


バケモノか。


と、対抗心で今突拍子もなくスマホでぽちぽち打ち始めた。




最近言葉を共有できる人が好きなんだと気付いた。

もちろんフィーリングが合うだとか阿吽の呼吸だとか、そう言った事ってとても大事だと思ってたけど

結局それって、感情だったりを言葉でたくさん共有、擦り合わせてきた結果生まれるものなんじゃないかって思い出した。



例えば、人と気の違いで揉めたりする事がある。
そこまではしょうがない事で、その後の擦り合わせをどれだけ言葉で、細かく明瞭化できるかで、その人との今後が決まると思った。

顔の表情や仕草で人の気持ちが読み取れるほど俺は人間を知らないし、人間に生まれた以上言葉や文字じゃないと心をオープンにするのは難しい。


そういった意味で、より言葉で綺麗に気持ちを説明したりできる人が好きなんだと思う。


共感は出来ないけど理解はできる
ってすごい好きで自分の座右の銘と言っていいくらい人との付き合いのモットーにしているんだけど、共感しないと済まない人もいる。

例によってその事を理解はするが俺自身が好かない、という話で。


共感は出来ないけど理解はできて、かつ綺麗に説明できる人は多分だけど受け皿も広い。
こっちが説明した気持ちを細かく理解して飲み込んでくれる。

あれ?これ伝わってんのかな?という心配がない。
そういう心配をしない人を嫁にしたいとまで考え出した。



ここまでは伝わってますか?


逆に
自分がされて嫌なことは相手にもしない
って全国的に使われてきたと思うんだけど、これがあんまり好きじゃない。

まぁ、言ってることは間違いじゃないと思う。
ただ、これの信者になってしまうと、自分がこう思っているから相手が同じ状況ならこう思うに違いないと歪曲した考え方にならないか?と考える。


極論を出すなら

ドMがいて、ドMではない信者に説いても、女王様に憤慨するばかりで一向に話が進まなそう(例えが下手だな)


結局、自分がされて嫌なことは相手にもしないって安パイってことで。

間違っちゃないけど。


言葉にしていきたいねって話。


言葉にしたいけど、ちゃんと受け皿があるかって話。


おしまい。

とまで、書いて今やっと約1000文字だって。
言葉にしたいって話をしてやっと1000文字。どーなっとんねん。

俺が何か伝えたとして1000文字が限界らしい。
今日は負けを一旦認めとく。
また今度3000文字チャレンジはする。


なんでこっからは日記にしてとりあえず3000文字は埋めるとするか。


今日は起きたら大雨だった。
母親からの
明日は大雨警報らしいから気をつけてね
というラインを起きてから確認した。

それからバンド練習やら一通りの用事があったので帰宅してから降ってたけど止んだよと返した。

リハの後、ベースがラーメン屋いっぱい知ってるから吉祥寺でうまいラーメン屋知らないですか?と聞いた。

海神?(名前を忘れた)がうまいから一緒に行きますか?

というのでお伴した。

なんやかんや初めて2人でたべるので
つい、一緒でいいですか?みたいな事を聞いてしまった。

ちょうど麺か丼物食おうかと思ってたので全然okです

と返事を貰った。

後々考えたら麺か丼ってそりゃあそうだろと思った。
気を遣わせないようにしたのかな。

ラーメンは美味かった。
シンプルな塩ラーメンだった。

最近インスタをせっかく始めたから写真の1つでも取れば良かったと今後悔した。
人にインスタを教えてもらったから写真撮る習慣をつけたい。使い方もわからないからこの後くそどーでもいい写真でも撮ろうかな。


帰りはバスで帰った。
相変わらず休日のバスの揺れ方では人生はわからなかった。

終点の一個手前のバス停が家から一番近い。

雨だったのもあるのかどっかのバス停で人がいっぱい乗った。

運転手の後ろの席に座っていたんだけど、荷物が多かったので、最寄りのバス停で、降りるのに手間がかからないか不安になった。

終点なら綺麗に降りれるし、言ってもちょっとしか距離が変わらない。
帰りのバスではどっちで降りようか、そんな事をずっと考えていた。

結局最寄りが近づいても答えが出なかった。
ただ、結論として降車ボタンを最寄りになっても決めかねるから押せないだろうと思った。
誰かが押せばそこで降りてやろうと思った。


最寄りのバス停のアナウンスがされたとき、ピンポンとボタンが押された。
あぁ、腹をくくらなければ。
湿気の多いバス内で、すみませんすみませんと荷物を持って人をかき分け降りなければ。

荷物を取って席を立ったとき、ボタン押した人が後ろの出口から降りた。ドアが閉まった。

出れなかった。
あっ、、、と小さく漏らすだけで次の行動を見失って閉まった。

うぇー中途半端に終わった〜

と思ったら一連の流れを見ていたおばさまが
すみません、この人降ります
と言ってくださった。


ありがとうおばさま。

今日も人を助けるよりも助けられた事の多い1日で終わってしまうそうだなと、なんとなく思った。

バスの揺れ方なんかじゃ人生はわかんないけど、バスで降りられないとちょっと人生齧った気になるよ。

家に着いてからは特に何にもない。家事、ギター、そして今、まさに今。

まさに今2300文字。


は?まてまて、あと700文字か。
というか俺の1日は1300文字で終わるのか。

ありえねーだろ。俺のイベントもない1日は原稿用紙3枚分か。

今しがた調べたんだけど、一般的な文庫本は1冊あたり20〜28万文字らしい。

今、飴を舐め始めました。(もうこうでもしないと文字が埋まらん)

間を取って25万文字としたら200日分か。
ざっくり半年。余命が80としたら文庫本160冊分しかねーのかよ。

実際生後とか含めたら

今日は嫌な気持ちが刺激されて泣きました。
おぎゃあ。

で終わるからもっと少ないな。


飴美味い。もう疲れてきた。

先ほどの調べ物の付属でJ.k.ローリングは1日に500〜1000文字しか書けないらしい、という記事を見つけた。

ライターが言うには密度の濃い500〜1000文字だから物語になるので何かを作るときは足し算よりも引き算を。みたいな事らしい。


今私は思い切り足し算をしています。
ピザ生地を作るように薄く薄く伸ばしてこれを書いています。

もう記事としての価値はとっくにないでしょう。
皆さんも読む意味もありません。

ただただ惰性の、おじさんの悪あがきです。

飴がなくなってきました。

だいたいいつも1000文字くらいのブログを15〜30分くらいで書いているんですけれども、

僭越ながら、誠に恥ずかしながら、恥も承知で申し上げ奉りさせていただくことになり候えば、もう小一時間ほど筆を取らせていただいております。

皆様におかれましてはますますのご健勝の事と存じますが、誠に勝手ながら、炭酸が飲みたくなってきました。


コーラは炭酸がキツくてあまり飲めないのですが、コーラが飲みたい気分です。

買ってきます。おやすみなさい

何かの一部に取り込まれるという感覚。

おかげさまで、どんな反応なのかはわかりませんが、ひと記事に対して毎回100人は見ていただいております。

ありがとう。


今日は5/5日
GWも、もう終わりを迎えている。


先日4月末、親が東京に遊びにくるというので待ち合わせをした。
皇居付近を見たいというので東京駅に降りた。

なんだかんだ東京駅に降りるのは初めて?(記憶にないだけかも)で、レトロ感のある駅は壮観だった。
会社のビルが建ち並んでいる中、中心で時代をポツンと置いたような佇まいは、写真映えと言って仕舞えば陳腐だが、"駅を見に行く"という行為も頷けるほどの美しさがある。

時はGWでやはりなのか普段の駅周辺を知らないけれども外国の観光客やなんやらで人が多かった。
駅のベンチで休息を取る人や、例にもれず駅の写真を撮ったりと雑多であった。

また皇居へ続く道は、散歩などの羽伸ばしにうってつけで、ランナーや老夫婦、とまあ多種な人達で賑わっていた。


駅をおり、雑多に溶け込んだ印象は

息がしづらい街

だった。


人口密度の話ではない。


先に述べたように駅の周りでは写真を撮る人が多くいて、皆一様にカメラのシャッターを切った。
観光として、思い出として(作品として取るという意味ではないということ)東京駅を撮るには皆やはり人の雑多も駅の一部として撮っていた。
センスは偏る。


人の雑多、街の賑わいをエキストラとして駅を映すことが東京駅たらしめるのかと思った。

息がしづらい

と感じたあの瞬間確かに自分は東京駅の一部にされていたのだろう。



引っ込み思案な目立ちたがり屋というめんどくさい自分は写真を撮られるなら俺を撮って欲しいと思う。


おそらく、あの日駅であの時間帯だけでも、街の人々がシャッターを100枚近く切った全ての東京駅に、自分という存在がすべからくエキストラになった。
それらを込みで完成した"東京駅"の写真に、隅っこで映る俺に誰が気を払っただろうか。

どうにもめんどくさい性分である。


駅を歩くたび、どこから聞こえるシャッター音が鳴るたびに、チョキチョキと自分のアイデンティティが影を切るようになくなり、駅の一部にされていく感覚を覚えた。


かといって辛い気持ちというわけでもないが。


パシャリ、チョキチョキ
パシャリ、チョキチョキ

こうして完成した東京駅にどんどん取り込まれていく。



レンズがもし人の目なら、駅に限らず、様々な場面で俺は人の器を持った環境の一部になっていないだろうか。
対面で話す相手はヨコタと喋っているだろうか。


サシ飲みをする俺を、歌う俺を、ギターを弾く俺を、ヨコタと認識している人は何人いるだろう。


パチリと瞼を閉じてシャッターを切るたびに、ハサミのチョキチョキという音がしないか。
杞憂に終わればいいと思う。

杞憂に終わらなければきっとヨコタの負けだ。

GWを考えてたら寿命って素敵って話

町はGWに突入したらしい。

今年は10連休もあるらしい。


そんな話を先輩とこの間ベンチで飲みながら交わした。
先輩も俺もGWには関係ない人なんだけど、先輩はGW欲しい気持ちといらない気持ちが秒毎に入れ替わるらしい。


たしかに何かしよう!って予定入れないとやる事がない。
二泊三日の旅行でも行こうと計画してもまだ1週間残っちゃうし。
休みたい休みたいと口癖のように言ってる人もきっといざ10連休になるとやる事ないんだろうなと思う。
人間の性や、と思った。

余白があるくらい物をもらうと退屈になっちゃうねって話で。


莫大なお金もつとつまらんってよく聞くし
お金、休み、食べ放題、、、


無くなるからいいんだよね、桜じゃないけど。


お金もちょっと遊べる中で考えた方が楽しいし
あと少しで連勤始まる、、、!って中で寝るのも素敵
今日はもう嫌いになるまで焼肉や!って食う方が美味しい。


人も死ぬから死にたくないなぁって思う人が多いんだと思うし。
5億年ボタンだっけ、あれも5億年も生きたくはないよな。
蝉もあの夏しかはしゃげないもんね。

きっと夏休みの課題みたいなのがあって、休みが無限で、人が不老不死なら誰も課題手付かずなんだろうなぁって思った。
俺は死ぬから何かに取り組みたいと思うし、それが追われてるからなのか追ってるのかは、わからんけど。


だから生きてるうちはきっと楽しい。
だって死ぬからね。

輪廻転生の話に乗っかるなら、魂になって、たまに生きれるからこの寿命の間はきっと楽しい。

楽しくない事も多分、おおよそあるけど無よりかは楽しいはず。
目が見えた事ない人に、この絵はグロテスクで気分悪いから見てもしょうがないよって言っても、きっと見たいと思ってしまうと思う。

あんなに聞かなかった校長先生の話も、今日で退職なら耳を傾ける。



能天気に生きましょって話じゃなくて、
俺もお前もそこの君も、どーせ死ぬんだからGW終わっちゃうよって話。
課題が手付かずならいくらでも手伝うし、宿題が欲しいなら与えてやるわ
だから俺がどん底の時はタバコでも酒でも奢ってくれや
俺はちゃんと課題終わらせて、キラキラ死ぬから
そん時のエンドロールに名前くらいは載せてやるよ